プロジェクトの流れをつかもう
あなたは、どんな理由でデザインプロジェクトを始めたいと思ったのでしょうか?周囲に困っている人がいてどうにか力になりたい、ある社会課題に対して問題を感じているから自分で取り組みたい、あるいは仕事や学校の課題でやらないといけない、という人もいるでしょう。前者のおふたりは、はっきりと自分の中に問
ここではまだ大きなテーマで大丈夫!でも自分の問題意識と重ねることが大切だよ問題意識を目覚めさせるすでに問題意識を持っている人やテーマを与えられている人は、「リサーチする」に進みましょう。テーマが決まっていない人は、まずは自分の中の問題意識を目覚めさせることから始めます。「目覚め
テーマに関して、いろんな可能性を探索するよテーマが決まったら、次はテーマに関して探索します。今は漠然と「地域資源を活かしたい」「プラスチック削減に取り組みたい」「納得のいかない校則をなんとかしたい」など、大きなテーマが見つかった状態ですね。テーマが見つかったとはいえ、範囲が広すぎてどこ
プロジェクトをどんなふうに進めるのか、計画を立てるよリサーチを通して、テーマや対象となる人々や場所が見えてきましたよね。いよいよ、プロジェクトが始まります。始める前にプロジェクト全体の計画を立てておきましょう。テーマ(目的)を明示しよう「訪日外国人にもっと日本を楽しんで
同じ志を持てる仲間を見つけたいね最初はひとりで始めたプロジェクトでも、実現しようと思ったらたくさんの人の協力が必要です。サークルを立ち上げるようなイメージで考えるといいでしょう。遠くまで行きたければ、みんなで進めよう「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、み
プロジェクトが始まったら、テーマについてさらにリサーチするよプロジェクトを組み立て、仲間を見つけて、ようやくプロジェクトがスタートします。必要に応じてさらにリサーチして、集めたことがらからインサイトを見つけて問いをつくります。リサーチでどんなデータを集められるかで、プロジェクトの質が大
リサーチして集めたことがらを洞察して、問いを立てるよプロジェクトを組み立て、仲間を見つけて、ようやくプロジェクトがスタートします。必要に応じてさらにリサーチして、集めたことがらから新しい視点を見つけて問いをつくります。集めたデータをどう解釈するのか、洞察力が試されます。ありきた
問いからアイデアをかたちにする流れを把握するよ問いをつくったら、次はアイデアを発想します。インサイトの発見や問いづくりをしているときに、すでにいくつかアイデアが浮かんでいるかもしれませんね。でも、そのアイデアに固執せず、いったん手放してアイデアを広げてみましょう。可能性を広げて
関係者に共有するため、試作品(プロトタイプ)や完成イメージをつくるよアイデアを広げて、少しずつかたちになってきましたね。とはいえ、まだコンセプトができたところです。関係者にイメージを共有するためには、もっと具体的なかたちはもちろん、サービスやプロダクトをどのように届けるのか、どんな人が
生まれた企画を伝えて協力者を見つけるよ仲間を増やしたいとき、関係者に理解してもらいたいとき、出資してもらいたいとき・・・試作品や完成イメージとともに、なぜそのサービスやプロダクトが必要なのかを伝える必要がありますよね。そう、プロジェクトではプレゼンテーションする機会がものすごくたくさん
ふたつの振り返りについて説明するよアイデアをかたちにして、関係者や仲間になってほしい人たちにものがたりを伝えました。いかがでしたか?振り返りでやりたいことはふたつあります。ひとつはチーム活動そのものの振り返り、もうひとつはアウトプットを評価して次のアクションを決めるための振り返
企画を小さく試す方法を説明するよさて、いよいよ実践です。と言っても、いきなり完成イメージを目指すのではなく、まずは企画の肝となる部分を小さく試してみます。小さく試すための8つのステップ企画を実現するためには、おおよそ8つのステップがあります。小さく試すと言っても、やるべ
この先も旅は続くよ振り返りが終わったら、次の目標を決めます。そうです、旅はこれからも続きます。もし、今回の企画を継続しないという結論になったとしても、また準備に戻ってリサーチからやり直せばいいのです。あなたの心に灯った火が消えていないのなら、またいつか旅を再開することでしょう。
デザインする力はデザインプロセスとどう関係してるの?「デザインする力を育てよう」で9つのデザインする力を紹介しました。でも、それがデザインプロセスのどこで活かされるのかよくわからないという人もいると思います。ここでは、ソーシャルデザインプロジェクトの流れに沿って、どんなデザインする力が
未来をつくるのは、私たち一人ひとりの想像力!未来を変えるのは誰?日々、憂鬱なニュースが流れてきます。政治家の不正、自然災害、出生率の低下など、挙げればキリがありません。自分にはどうにもできない・・・と思いますか?いやいや、そんなことはありません。みんなが政治に関心を持ち