関係者に共有するため、試作品(プロトタイプ)や完成イメージをつくるよ
アイデアを広げて、少しずつかたちになってきましたね。とはいえ、まだコンセプトができたところです。関係者にイメージを共有するためには、もっと具体的なかたちはもちろん、サービスやプロダクトをどのように届けるのか、どんな人が関わるのか、全体像を描く必要があります。
誰かに説明するとき、完成イメージや試作品があると理解してもらいやすいですよね。例えばプロダクトをつくるのであれば、プロダクトの具体的なイメージが伝わるようなもの。サービスを作るのであれば、チラシやリーフレットなど利用を検討する人が手に取るもの。利用シーンを描いた動画もわかりやすいでしょう。
下記は、ある地域の魔除けの神さまを身近に感じてもらうことを目的に、グッズ化するアイデアを表現したものです。もちろん、具体的な制作物があればより伝わりやすいですが、どんなグッズをつくろうとしているのかは一目瞭然ですよね。
サービスであれば、UX(User experience:ユーザー体験)を描く必要があります。完成イメージ、サービスフロー、ステークホルダーマップなどを使って、サービスの全体像を描きましょう。詳細は「解説:アイデア発想編」の「3. かたちにしよう」で解説しています。ぜひご覧ください。